ご家族の命と財産を守る住宅のはなし(その①)
地震に強い「耐震等級3」の家づくり
熊本地震が教えてくれた、耐震等級3の真価
地震大国・日本で、「安心して暮らせる家とは?」と聞かれたら、
それは、最低限「耐震等級3」を取得した住宅です。
この等級は、耐震性能を三段階で評価した場合の『最高レベル』です。
弊社は、お客様の命を守るため、標準仕様でこの等級をクリアしています。
2016年の熊本地震では、益城町を中心に多くの住宅が倒壊し、甚大な被害が発生しました。
日本建築学会が実施した益城町の悉皆調査(しっかいちょうさ)によると、
木造住宅の倒壊・全壊率は約45.72%にのぼり、
2006年以降の新耐震基準まで含めた建築基準法レベルでの倒壊・全壊率でも約26.9%にのぼりました。
一方、耐震等級3を取得した住宅では、16棟中14棟が無被害、
2棟が軽微または小破の被害にとどまり倒壊・全壊率はゼロでした。
つまり、基準法をギリギリクリアした程度の耐震性能レベルしかない建物は1回目の地震で命は守ったが、
2回目で命を奪ったケースがあっただけでなく、被害を受けた建物は大きく損傷し、
「もう住めなくなってしまった」=財産も奪われてしまったことになります。
耐震等級3の建物は2回の地震でも損傷が少なく住み続けることができ、命も財産も守ったというわけです。
基準法レベルの建物と耐震等級3の建物の被害状況を知ることによって、
「耐震」がいかに大切か、耐震等級3の建物が、いかに安全で安心かが、わかられたと思います。
ご家族の命と財産を守るために、耐震等級3の住宅を選びませんか?